【中国時報】 福建省会場に台湾人189人受験 中国弁理士試験


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 中国の2011年度の弁理士(特許代理人)試験が5、6の2日間、北京をはじめとする全国18都市で行われ、今年から台湾からの受験を認めた福建省の試験会場では、189人の台湾人が受験した。

 福建省関係者によると、台湾人の受験を解禁した背景には、台湾で知的財産の管理に携わる人材に中国で活動する資格を与えることで、知的財産保護に関する人材を確保するとともに、新しい理念などの普及につなげたいと踏み切った。
 189人のうち、180人は台湾在住で、7人は中国大陸居住。2人はアメリカ在住の台湾人だった。現在中国の弁理士は7066人で、受験者は年々増加の傾向にある。合格すれば、中国国内の企業で1年間の実習の後、弁理士資格が与えられる。