大型タチウオ狙い時


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 タチウオはその形態が「太刀」のようであることから来ているという説と、その遊泳する姿が、立ち泳ぎをしているように見えることからきているという説が知られる。周年釣れるが、特に秋冬に大型が釣れるため、秋冬のターゲットとして人気があり、釣り方は餌釣りやルアー釣りで狙え、群れに当たれば初心者でも数釣れる。釣り場によって日中釣れるポイントと夜間に釣れるポイントがあるので事前に情報収集すると良い。

 8日、大田守士さんのお誘いで沖縄市泡瀬海邦町の水路にタチウオ釣りに出掛けた。大田さんによるとこのポイントのタチウオは明け方から夕方までの日中に釣れ、時間帯は潮が引く「下げ」に釣れるという事で、朝8時に集合、午前9時前から釣りを開始した。タチウオ初心者の石川麗華さんはキビナゴを使った餌釣り、中上級者の大田さんと釣り仲間の渡嘉敷正輝さんと長浜雄介さんはワームと呼ばれるソフトルアーを使用し、シーランドの儀保順一さんはバイブレーションやミノーと呼ばれるルアーでタチウオを狙った。対岸に向けキャストし、仕掛けを巻き取ってくると「ガツ、ガツ」とアタリがあり、引きを楽しみながらリールを巻き取るとメタリックな細長い魚体が次々と上がった。

 注意、水路は滑りやすいので滑らない履物を履き、ライフジャケットを必ず着用してください。

日釣振ファミリー釣り大会参加者募集

 27日、沖縄市泡瀬漁港を会場に日釣振ファミリー釣り大会が開催される。以前はキスのみを対象にした大会だったが今回から対象魚を特定しないで、ファミリーの順位を競う事になった。参加料は無料だが、事前の申し込みが必要で定員になり次第締め切る。詳しくは日釣振加盟各釣具店へ。

ヤマハSR―X体験試乗会

 19日、新発売のSR―X体験試乗会が北谷町アラハビーチを会場に開催される。お問い合わせはマリンランド(電話)098(861)2134。

 朝夕はだいぶ涼しくなりましたが、マナーを守って安全に釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

8日、泡瀬海邦町の水路でタチウオを釣った左から渡嘉敷正輝さん、大田守士さん、石川麗華さん、儀保順一さん、長浜雄介さん
6日、残波岬でマンビカーの118・5センチ、9・85キロを釣った新垣一成さん
3日、西崎漁港でアオリイカの500グラム前後を釣った大城成也君(潮平小6年)
12日、那覇一文字「北の新堤」で3キロオーバーのツムブリを釣った高里悟さん
6日、今帰仁海岸でミナミクロダイの39・8センチ、34・6センチ、33・2センチを釣った喜屋武尚馬さん
1日、砂辺海岸でクブシミの7・4キロを釣った芹沢幸一さん
10月31日、都屋漁港でアイゴやイラブチャーを数釣ったさわだりゅうのすけ君(左)とさきはらせいが君
13日、那覇一文字「真ん中」で行われた第3回SWFCカップ沖縄で1キロ前後のアーガイを6尾釣って優勝した喜舎場睦茂さん