【中国時報】グーグルCEO、馬総統と会見 台湾企業と連携強化へ


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 グーグルのエリック・シュミットCEOは9日、台湾を訪れ、馬英九総統と会見を行ったほか、台湾を代表するIT企業のトップを招いたフォーラムを開催。夜にはHTCをはじめとするIT企業のトップと会食し、連携の強化を図った。

 フォーラムで同氏は、ブロードバンド普及率95%、スマートフォンの普及率26%という台湾の情報環境を評価。新たな可能性の創出には、新たな観点、新たな価値、新たな協力と開放が必要だと主張した。
 馬総統との会見では、総統が近く金門島から厦門間の海底ケーブルが開通すれば、中国市場への最短の入り口となると述べたのを受け同氏は、日本の東日本大震災の際は台湾の海底ケーブルが世界をつないだと、台湾の情報通信における重要性を語った。