【中国時報】中台直航で310億円削減 解禁3年


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 海運の中台直航が解禁されて3周年を迎えた15日、それぞれの政府を代表する民間機関による「両岸海運フォーラム」が蘇州で開かれ、直航による輸送費の削減総額が、3年間で4億ドル(約310億円)に上り、順調な伸びを示していることが報告された。

 世界の運輸市場が7%以下に低迷する中、中台間の輸送量は年平均13%の成長を記録。貨物の中継総数も年平均で13%超で、旅客の利用者数も、3年間で延べ450万人に上った。
 中台は直航開始と同時に、中国側は海峡両岸航運交流協会、台湾側は台湾海峡両岸船運協会を設立。共に困難を克服し、発展を図り、利益を共有することを目標に、緊密な連携を取ってきた。現在、中国が台湾向けに開放している港は70。台湾側は13の港を開放している。