【中国時報】日本物件購買ブーム 安価でリスク少なく人気


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾国内の不動産市場が低迷する中、日本の物件を専門に取り扱う日本信義では、今年1月から11月までに109件を売り上げ、昨年同期比で142%の大成長を記録した。

日本の物件は安価でリスクが少ないと、購入希望者が急増している。
 最も人気なのは、1LDK2千万円以下のマンションで、売り上げに占める割合は33%。購入した客の半数が現金の一括払いだ。投資の回収率を6%とすれば、月々約10万円の家賃収入が入ることになる。
 一方、25・7%は自宅用として購入。地下鉄の駅から近い2~3LDKで、6千万円から1億5千万円の物件が人気だ。台湾の投資回収率は2%程度。東京は回収率が高い上、リスクも少なく、価格も台北の同等物件に比べれば約半額。今後もブームは続く勢いだ。