各地でカウントダウンイベントが開催される大みそかは、コンビニにとっては書き入れ時。年越しの花火で有名な台北101付近にあるセブン―イレブンでは、1日の売り上げが通常の50倍を記録した。売れ筋は、入れたてコーヒー、おでん、ホットドッグだった。
同店を統括する統一グループの統計によると、大みそかから元日にかけて売り上げたコーヒーは台湾の全店舗合計で250万杯。台北の阪急百貨店近辺では、1店舗で一晩に串刺しのおでん1万本を売り上げた。
近年、コンビニではパスポートの申請から、クリーニングの受け取りまでサービスが多様化。特に入れたての本格コーヒーは近隣のカフェの売り上げに影響を与えるほどの人気だ。大みそかも、コーヒーの売り上がトップを占めた。