中国の鉄道部は今年元日からインターネットと電話による予約を開始した。7日現在、予約サイトの1日平均閲覧回数は10億回以上で、1日の予約件数は200万件。早くも予約全体の3分の1を占める人気だ。
これまでチケットの予約には、駅で何時間も並ばなければならず、購入できるかどうかは分からない状態だった。
中国鉄道部(省)では、利用者からのチケットの購入に関する透明性と公正さを求める声に応えるための新サービスで、利便性の大幅なアップとなったとしている。
一方、乗車する際の本人確認には、一人一人身分証明書と照らし合わせるという方法で行うため、改札では1人当たり7秒から10秒を要しており、利用者が激増する旧正月に向け効率化が待たれている。