【中国時報】台北MRT 新荘線が全線開通 総延長110キロ 5駅にアート作品


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 台北のMRT(新交通システム)の新荘線が5日午後、全線開通した。
 新荘線は台北の忠孝新生駅と新北市(旧台北県)の輔仁大学駅を結ぶ路線で、この開通により台北市のMRTの総延長は110キロメートルを超えた。

 MRTを運営をする台北市では、新荘線をアートな路線として打ち出しており、新たに開通した七つの駅のうち、五つの駅の構内にも「公共芸術」と称する芸術作品を設置。すでに一部開通していた行天宮駅には、「国泰民安」と題した作品を設置した。
 また各駅では、駅近辺の街頭に設置された公共芸術を巡るガイドマップを配布し、三重駅では無料ガイドや作者自身が作品の解説を行うミニツアーを開催。駅にはそれぞれ工夫を凝らした、公共芸術巡りの記念スタンプも用意している。