【中国時報】金門島の地雷 費用42億元を見込む


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 国防部関係者は先ごろ、金門島と馬祖島に埋設されている殺傷性のある地雷を撤去するため、工兵の訓練を行っていると明らかにした。今年施行の地雷撤去関連条例によるもので、7年以内に完全撤去する予定だ。
 本条例は、世界的に殺傷力のある地雷の使用を禁止する傾向にあることを受け制定された。撤去などのため本年度は、8千万元余(約2億8千万円)の予算を計上している。撤去が完了するまでの経費としては、42億元(約150億円)を見込んでいる。
 今回の措置に関し、立法委員(国会議員)の中には、補償の法的整備を評価する一方、使用禁止されていないのは不十分との声もある。