【中国時報】来月7日に開通式 台湾新幹線、全線開通待たず


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 台湾高速鉄道(通称、台湾新幹線)は10月26日、12月7日に台中駅で開通式典を行うと発表した。しかし、全線開通のめどはまだ立っておらず、式典は全線開通を待たずに行われる。式典には、小泉純一郎前首相をはじめ日本の政界要人を招待する。
 全線開通を待たず、開通式典を行うことについて同社は、海外からの来賓の日程が取りにくいことや時期がこれ以上遅れると寒くなることなどを挙げている。しかし時期が12月9日の台北市と高雄市の市長選直前であることから、選挙対策とする見方も強い。
 日本からの来賓招待については、民進党の游錫■主席が先月、日本を訪問し、小泉前首相に式典への列席を要請し、森喜朗議員とは直接面談して式典への招待を伝えている。鳩山由紀夫民主党幹事長や浜四津敏子公明党代表代行とも面談した。

※注:■は方方の下に「土」