台湾政府交通部(国交省)観光局の統計によると、現在台湾への進出もしくは既存施設の増築を予定している五つ星クラスホテルは39に上り、投資総額は712億元(約1800億円)で、9241室が増える予定であることが分かった。
進出するのは、マンダリンオリエンタルやハイアットリージェンシー、フォーシーズンズなど、世界でも超一流のホテル。
台北のほか、台中の霧峰リッツ、東海岸の温泉地・礁渓のホリデーインなど、各地の観光地にも建設計画が進んでいる。
マンダリンオリエンタルでは、宿泊料金1泊1万5千元(約4万円)と、従来の高級ホテルの1・5倍に設定した。
昨年、台湾の観光入境者数は過去最高の608万人を記録しており、ホテル各社では消費能力の高さと今後の成長に期待している。