【中国時報】日台航空市場の競争激化 運賃2割減も


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 昨年末に締結された日台間のオープンスカイ協定を受け、日台の航空各社が新たに13路線の新設を申請。3月25日の第1便就航を皮切りに、計50便が増便される。競争の激化で、これまで一部高止まりだった運賃も、2割程度下がると業界関係者はみている。

 沖縄路線には、復興航空と華信航空が新参入。復興は台北―那覇間に週7便、華新航空が台北―石垣線と台中―那覇線にそれぞれ週2便を運航する。
 ジェットスターなど、台湾以外のLCCも参戦。カンタス航空の子会社であるジェットスターは、台北―大阪間の片道料金を2199元(約5700円)と、従来のほぼ半額に設定。増便は特に大阪―台北路線に集中しており、中華航空など台湾の航空各社も運賃の見直しを検討している。