カヤックで56センチタマン


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 中学校のころから釣りを始め釣り歴20年の具志堅新志さんは、昨年からカヤックフィッシングにハマっている。1日も昼の3時から釣り仲間の喜納さんと伊計島にルアー釣りに出掛けた。リーフ近くにアンカーを打ち、10グラムのスプーンをキャストしていると、午後4時にいきなりのヒット。ものすごい勢いでラインが引き出される。

このままではラインを全部引き出されてしまうと、アンカーを上げカヤックで追うころには100メートル巻いたラインが残り10~20メートルとわずかになっていた。そこから相棒の喜納さんがカヤックをこいでタマンを追った。必死にポンピングでリールを巻いてタマンを寄せては、またラインを引き出されること数回。20分ほどでランディングしたのは56センチ、2・9キロで具志堅さんの自己新記録となるタマンとなった。好きなポイントへ好きな時間に行けるカヤックフィッシングは静かなブームだが、安全第一で釣りを楽しみたい。
 安全を第一にマナーを守って釣りを楽しもう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

1日、伊計島のカヤックフィッシングで56センチ、2・9キロのタマンを釣った具志堅新志さん
4日、北谷海岸のぶっ込み釣りで47・7センチ、2・0キロのチヌを釣った川上正哉さん
11日、今帰仁海岸で42センチ、1・14キロのチンシラーを釣った仲村正樹さん
10日、平安座海岸で1・88キロのアオリイカを釣った内間武志さん
11日、東村沖にて86・8センチ、7・68キロのネアカクチビを釣った渡慶次勲さん
2日、クイシで46・5センチ、1・23キロの尾長グレを釣った糸数生一さん
2月29日、古宇利島で40センチのトカジャーを釣った下里悠さん(左)と30センチのマクブを釣った東崎原武人さん
4日、本部海岸で54センチ、2・28キロのタマンを釣った福元雄貴さん
2日、万座で68センチ、4・4キロのカツオを釣った渡慶次雅人さん(チーム:コザ釣侍)
4日、ナークゾネで110センチ、9・7キロのアカマチを釣った与那嶺豪さん(釣船アリサ2)