【中国時報】富興村、かつてない活気 フェイスブックで発信奏功


社会
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 「辺ぴな村だからこそ、知ってほしい」と台湾東部台東県にある池上郷富興村はフェイスブックでの村おこしを企画。村の情報を発信することで多くの観光客が訪れるようになり、村は活気づいてきている。

 富興村の人口はわずか500人。ほとんどが客家人と先住民のアミ族で、それぞれ独特の食文化や祭りがある。昨年からフェイスブックを使い、村の祭事や郷土料理を紹介し始めたところ、今年行われたアミ族の豊年祭には多くの観光客が訪れ、これまでにはないにぎわいを見せた。
 村の町おこし対策本部では、「この企画が成果を上げ始めたことで、村民の団結意識が高まった」と実感。今年は、客家とアミ族の伝統料理を提供するキッチンを創設し、新しい観光の目玉としていきたいとしている。