【中国時報】香港 行政長官支持17% 「民間投票」に22万人


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 香港特別行政区行政長官選挙が民意を反映するものではないと抗議し、23、24日の2日間、抗議団体主催の「民間投票」が行われ、22万人が投票。翌25日の選挙で行政長官に選出された梁振英の支持率は17・8%にとどまった。

 今回の行政長官選挙は、1200人の選挙委員にのみ選挙権が与えられたもので、「内輪の選挙」と批判の声が高かった。抗議活動には、ハリウッドで活躍する香港出身のチョウ・ユンファなど有名芸能人も参加。1人1票の公平な選挙の実現を訴えた。
 投票は、8万5千人が投票所で投票。15万7千人がインターネットを使って投票した。22万票の内、12万1千票が棄権票だった。抗議活動の主催者は、活動は平和的かつ民主的で成功だったとしている。