【中国時報】「瓜ちゃん」人気者に 消防マスコット犬奮闘


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 桃園県大渓(たいけい)消防分隊で飼われているわんこ「小瓜(うり)(瓜ちゃん)」が、分隊のアイドルであるばかりか、積極的に隊員としての務めを果たし、分隊の新たなメンバーとして話題を集めている。

 瓜ちゃんが分隊にやって来たのは1年前。痩せ衰えた様子に、隊員が面倒を見るようになったのが始まり。その後すみついた瓜ちゃん。今では日本製の「救助犬」ジャケット姿もりりしく、分隊のアイドル的存在になっている。
 緊急出動の際は、分隊前の道路に出て交通を遮断。出動の手助けをするばかりでなく、通報を受けて捕獲した蛇が逃げ出した際は、爪や歯で巧みに捕らえ、隊員の頼もしい右腕になっている。分隊では今後、瓜ちゃんを正式な隊員とし、広報活動に当たってもらうことを検討している。