【中国時報】アジア最大14万トン級 中台間にクルーズ船


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 アジア最大のクルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(14万トン級)が今年8月31日、初めて中台間を結ぶ定期便として就航することが決まった。今後は台湾北部の基隆を母港として、運航されるとみられている。

 台湾政府交通部(国交省)では昨年から、中台間の定期クルーズ開設のため、海外のクルーズ船の招致を積極的に行ってきたが、中国側も招致に力を入れており、台湾が招致したクルーズ船の就航には難色を示していた。
 同船は世界第2位の規模を誇るロイヤル・カリビアン・インターナショナルが所有。最大定員3840人のメガシップだ。中台間の航空便はすでに供給に追い付いておらず、クルーズ船の就航による中台間の輸送状況の改善が期待されている。