２８６キロ 本マグロに笑顔　嘉手苅さん「釣れたのは奇跡」

　【石垣】八重山漁港で今期２本目となる本マグロ（クロマグロ）が２５日、水揚げされた。体長２３０センチ、重さ２８６キロの大物で、釣り上げた覚佳丸の嘉手苅覚船長（３２）は「釣れたのは奇跡に近い」と喜んだ。

　マグロは石垣島北部の近海で釣り上げた。嘉手苅さんは「船を持って今年で２年目。去年は価格が暴落していたので残念だったが、今年は旬の時期に釣り上げることができた」と満足した様子。漁協内も大物の登場に活気づいた。
　沖縄近海のマグロ漁のシーズンは４月中旬から６月末ごろまで。
（稲福政俊）