【中国時報】台湾駐日代表を園遊会に初招待 震災義援金で謝意


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 天皇皇后両陛下は19日、赤坂御苑で行った春の園遊会に、台湾政府の駐日代表である馮寄台(フォン・ジータイ)と夫人を招待し、東日本大震災に対する、台湾からの多額の義援金や多くの支援に、感謝の意を表した。台湾の駐日代表が、園遊会に招待されたのは初めて。

 今回の震災では、台湾各界から総額で165億円を超える義援金が寄せられ、被災地の復興活動には、今も多くの台湾人が携わっている。今回、天皇陛下が感謝の意を表したほか、皇后陛下は馮夫人と英語で談笑された。
 今年になり、日本政府も台湾への感謝を公の形で表すようになっており、野田佳彦首相も震災1周年の3月11日には国会で台湾の支援に言及。森喜朗元首相も先ごろ台湾を訪れ、感謝と友好を象徴する1500株の桜の植樹を行っている。