琉球新報社 ゴールデンウイーク初日の４月２８日、コザ信用金庫勤務の金城清勇さんは、友人と２人で今帰仁海岸にマイボート釣りに出掛けた。友人はシットオンカヤック、金城さんのボートは２・６メートルに２馬力のエンジンを積んだ免許不要の小型ボート。カートップで自分の好きなポイントへ移動して、自分の好きな時間に釣りが楽しめる手軽さが良いと語る金城さん。この日も今帰仁海岸から船を出すと、風・潮に任せての流し釣り。
手作りの鯛（たい）ラバ仕掛けに、冷凍エビを付けて、水深２０・３０メートルのカケアガリを狙う。午前中は外道のエソのみで本命のアタリはなかった。友人も小型のタマンを２尾釣ったのみ。しかし、午後になって潮の流れが出ると、急にアタリが出始めた。クイっと軽い前アタリの後、金城さんの竿が大きく引き込まれる。ギィー、ギィーとドラグが鳴り、リールからラインが引き出される。
魚の引きを味わいながらゆっくりとやり取りをして、上がってきたのは２キロ前後のミーバイ。その後もマクブ等を釣り上げゴールデンウイーク初日を満喫した。ゴールデンウイークに入って各地でタマンや、カーエーが釣れ出した。
梅雨に負けず安全に釣りを楽しもう。
（おきなわ釣王国社・仲栄真修）
