【中国時報】結婚式ツアーに厦門から初参加


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 苗栗(ミヤオリー)県国際文化観光局が主催した客家伝統の婚礼・桐花婚(トンホアフン)に、厦門(あもい)から11組が初めて参加。中国人カップルの3分の2が26歳以下だったのに対し、台湾人カップルは30歳が多い上、年々増加の傾向だ。図らずも中国人カップルの参加が、中台の結婚事情の格差を際立たせさることとなった。

 いずれも1988年生まれの中国人カップルは、大学を卒業後、順調に就職。将来の見通しも立ったので結婚を考えた。中国人カップル11組のうち、少なくとも3組がすでにマイホームを購入しており、他のカップルも計画中だ。
 中国の農村などでは、いまでも20歳前に結婚することが少なくない。台湾では24、25歳といえば、大学院に在学中か依然就活の真っ最中。とても結婚など考えられないと嘆く声も出た。