那覇でタマンピーク


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 毎年、ゴールデンウイーク前後にタマンが数釣れる通称「那覇一文字」で、5月11日ごろからカゴ釣りやぶっ込み釣りでタマンの良型が数釣れ出し、タマン釣りがピークを迎えたようだ。5月12日、タマン好調の情報を知った「Team F・Spirits」の新垣雄大さん、宮城豪さん、友寄新也さん、比嘉哲也さんの4人は昼すぎからタマン釣りに出掛けた。

 ポイントは「北の新堤」で、アオリイカの切り身や、シガヤーダコをエサに遠投してタマンのアタリを待った。日没直後から良型のタマンが次々にヒット、4人は飲み物を飲む暇もないほどの入れ食い。午後11時ごろには73センチを含む16尾のタマンを釣り上げ、用意した四つのクーラーがほぼ満杯になったので、いったん竿を出すのをやめてから遅い夕御飯を食べた。その後も4尾のタマンを加え、4人で20尾のタマンを釣り上げた。

 5月5日に辺野古沖の岩場で26キロのロウニンアジを釣ったバリバス、タマンテスターの上當淳さんが、今度は泡瀬一文字手前の砂場で123センチ、21・6キロのロウニンアジを釣り上げた。5月12日、グーグルの航空写真を見て気になった泡瀬一文字手前の砂場に夕方6時にマイボートで上陸。午後8時に60センチを超すタマンを釣り上げ、午前0時にいきなり竿が引き込まれ、10分ほどのやり取りで釣れたのは21・25キロのロウニンアジで、2週連続で20キロ超の快挙となった。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

5月11日、那覇一文字で3・2キロほか7尾を釣った新垣一成さん(左)と渡名喜大祐さん
5月5日、恩納村で43センチ、1・73キロのカーエーを釣った宜寿次政俊さん
5月5日、読谷海岸で70・01センチ、4・7キロのタマンを釣った知花悟さん
5月5日、パヤオで25キロのマンビカーを釣った前田勝彦さん(コーラル3)
5月5日、宜名真トンネル下で68・5センチ、3・45キロのオーマチを釣った知名立樹さん
5月13日、那覇一文字で73センチ、4.59キロほか20尾のタマンを釣った(左から)宮城豪さん、比嘉哲也さん、友寄新也さん、新垣雄大さん(Team F・Spirits)
4月29日、前兼久漁港で30.8センチ、260グラムのキスを釣った城間盛太郎さん
5月13日、西崎一文字で113センチ、17.3キロのロウニンアジを釣った大保鉄也さん
5月12日、石垣一文字で下里肇さんが釣った58センチ、2.35キロのタマンを持つ下里翔大くん
5月12日、泡瀬一文字手前の砂場で127センチ、21・25キロのロウニンアジほかタマンやオニヒラを釣った上當淳さん