【中国時報】WiFi環境強化 上海、来年度めどに


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 公共の場所でのWiFi環境の不備が指摘される中、上海市はこのほど、2013年度をめどに、WiFiスポットを2万2千、公共無線LANのホットスポットを13万カ所設置し、市内いずれの場所でも高速無線LANに接続できる環境を整備すると発表した。

 現在上海のWiFi接続状況は市内中心部でも受信の圏外になるか、圏内でもネットに接続しにくいなど問題が多い。そのため、多くのビジネスマンはカフェなどの商業施設を利用し、インターネットにアクセスしている。
 上海市では、主要な通信会社である中国移動(チョングオイードン)、聯通(リエントン)、中国電信(チョングオディエンシン)の3社と協議し、共同の発信地点を設置。3社間で電波の干渉が起こらないよう電波環境を整備し、スムーズかつ高速な接続を実現させる予定だ。