【中国時報】離島 金門が最も幸福 台北は19位


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 台湾の民間の調査会社と中国時報グループが行った幸福度調査によると、全国22の行政区のうち、離島県である金門県の幸福度が最も高いことが分かった。

台湾の5大都市で、10位内に入ったのは高雄市だけ。台湾最大の都市である台北市は、19位と低かった。
 幸福度を測る11の指標のうち、金門県は七つで全国1位を記録。2位以下は新竹県、連江県、苗栗県と続いた。
 9位の高雄市を除き、いずれも離島や漢民族の中でも少数民族である客家人が多い地域だった。
 金門県について専門家は、フェリーで中国に渡れる利便性の高さと特産の高粱酒による潤沢な税収で住民サービスが比較的充実していることを指摘。客家人は結束が固く、人的交流が盛んで、居住性が高いことが要因ではないかと分析している。