【中国時報】台湾に「卓越医院」 世界老年学会、アジアで初選定


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 世界老年学会(IAGG)はこのほど、台北市にある栄民総医院の高齢医学センターの活動が、老年学の普及と発展に大きく貢献したとして「世界高齢研究卓越センター」に選定した。アジアから選定されたのは同院が初めて。

 同学会では2011年、世界老化研究ネットワークを立ち上げ、老化現象を医学や社会、文化など多方面から学際的に研究。現在進められている4年間の研究計画には、アジアから唯一、同院高齢医学センターの陳亮恭主任が2年連続で招へいされている。
 同学会の設立は1950年。国連やWHOの活動にも多くの提言を行ってきた。世界442カ所の老年研究センターの中からアジアで初めて選出された同院には、今後アジアでの積極的な人材育成が期待されている。