【中国時報】オープンスカイ、中国に実現要請へ


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 台湾政府交通部(国交省)民用航空局の尹承蓬(イン・チェン・ポン)局長はこのほど、来月中国との間で行われる定期旅客便に関する協議で、台湾の嘉義空港を新たに中台直行便の指定空港に加えるほか、早期に中台間のオープンスカイを実現するよう働き掛けることを明らかにした。

 現在中台間の直行便が就航している空港は、台湾側が桃園、高雄小港、台北松山、花蓮、台東、金門など9空港。中国は北京、上海、広州、厦門、南京、成都、重慶、杭州、大連など26空港を台湾からのチャーター便に開放している。
 中台直行便は利用者が多く、供給が需要に追い付かない状況で、運賃が高騰。すでに日本やシンガポール間で実現している便数などの制限を撤廃したオープンスカイを実現し、運賃の適正化を図りたいとしている。