宮城さん、磯マグロでV


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 6月24日、宜野湾市観光振興協会主催の「2012はごろもカップ港ふれあいフェスティバル」が宜野湾マリーナを会場に開催された。今回の大会ではグルクンは釣れるものの、大物釣りは潮が悪く各選手が苦戦する中、大会上位入賞の常連宮城栄さんと、新門正志さん正也さん親子の三つどもえの争いとなった。

 伊江島南の水深30メートルでグルクン釣りを開始した宮城さん、グルクンは釣れるものの大物のアタリがないので正午に水深40メートルのポイントへ移動。釣れたグルクンを餌に仕掛けを入れると、すぐにヒット。ラインを一気に50~60メートル引き出す大物で、ベテランの宮城さんも慎重にファイト。30分かけて取り込んだのは10・55キロの磯マグロで、4年ぶりの優勝を手に入れた。
 一方の新門さん親子は伊江島西のポイントで釣り開始。正午ごろまでは大物のアタリがなかったが、お昼すぎに父親の正志さんが8・45キロのガーラを釣り上げると、すぐに息子の正也さんも7・95キロの磯マグロを釣り上げ、親子で2位、3位と入賞を果たした。
 主な結果は次の通り。
 大物の部1位=宮城栄(10・55キロ)▼2位=新門正志(8・45キロ)▼3位=新門正也(7・95キロ)▼4位=小浜守彦(4・45キロ)▼5位=緒形忠良(4・05キロ)
 重量の部(チーム)1位=チームとまと(103・45キロ)▼2位=チームGorimaki(83・95キロ)▼3位=チーム宮城(74・05キロ)
 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

6月24日、伊江島南のポイントで10・55キロの磯マグロを釣って優勝した宮城栄さん
6月23日、南部パヤオで8キロのマンビカーを釣った米須剛さん
6月17日、比謝川で46センチ、1・6キロのチヌを釣った友利愁さん
6月24日、慶良間でオーマチやナガジューミーバイ他21キロを釣った金城義幸さんと義則さん
6月24日、伊江島西のポイントで8.45キロのガーラと、7.95キロの磯マグロを釣って2位、3位に入賞した新門親子
6月16日、恩納海岸で59センチ、2.8キロのスマガツオを釣った田場敏允さん(琉礁会)
6月22日、読谷海岸で45センチ、1.1キロのタマンを釣った田島快飛君(小4)
6月23日、石垣市たまとりで83.5センチ、7.7キロのウムナガーと62センチのタマンを釣った仲筋努(フィードマン)
6月14日、恩納海岸で65.5センチ、4キロのタマンを釣った玉城利彦さん
6月19日、恩納海岸で56センチ、2.5キロのタマンと35センチのムネアカを釣った浜里光重さん