【中国時報】日本の在留カード 国籍欄に「台湾」も


社会
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 7月9日から導入される外国人を対象とした日本の「在留カード」の国籍欄に、台湾が加わることが分かった。

これまでの外国人登録証は台湾出身者の国籍も「中国」とされていたが、新制度施行以降、台湾のパスポートを提示して届け出れば、切り替えることができる。
 「台湾」国籍の在留カード発給対象は、3カ月以上の在留資格を持つ台湾系華僑、留学生、「技術」あるいは「人文知識国際業務」に就く台湾人就労者、および日本人の配偶者ら。観光目的の短期滞在者は対象とならない。これまでの外国人登録証は、違法滞在者も取得可能だったが、在留カードの取得はできなくなるため、日本政府法務省は生計や生活に大きな支障が出ることが予想されると、違法滞在者に早期の自首を呼び掛けている。