【中国時報】中国客消費促進へ 高雄市観光局、銀聯カードと提携


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 高雄市観光局は、急増する中国人観光客の消費促進策として、中国を代表するクレジットカード「銀聯(インリェン)カード」と連携し、カード決済での値引きや記念品の贈呈などの優待キャンペーンを開始した。ほかにも大型ショッピングセンターとも提携して、ショッピングガイドを配布した。

 市内の銀聯カード提携店はすでに1万軒を超えており、銀聯カードでキャッシングができるATMも全体の82%を占めるまでに至っている。
 昨年1月まで高雄と中国を結ぶ直行便はわずか26便だったが、昨年の規制緩和で月51便に倍増した。ことし1月から5月までに高雄市に宿泊した中国人観光客は延べ57万8千人余りと昨年同期比で、42・84%の成長。昨年の総売り上げは75億6千万元(約2百億円)に上っている。