【中国時報】馬祖にカジノ開設へ 住民投票で賛成過半数


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 福建省の沖にある台湾の離島県・連江(リェンチァン)県の馬祖島で7日、カジノの開設の賛否を問う住民投票が行われ、賛成1795票、反対1341票で賛成派が勝利した。県は今後、企業の誘致などに向けて具体的な作業に入る。

 この住民投票は離島建設条例で定められたもので、カジノ設置には住民投票による過半数の支持を得ることが承認条件の一つとなっている。
 しかし、母法である「賭奕法(カジノ法)」はいまだ成立しておらず、関連法案の整備も遅れており、開設は早くて2019年になるとみられている。
 一方、反対派の反発は依然大きく、38%だった投票率の低さに有効性を疑う声も出ている。だが、県はカジノに積極的で、設置による悪影響は避けられるとしている。