慶良間で特大オーマチ


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 7月13日、慶良間諸島の黒島の離れに渡ったチームOZの石川清久さん。この日もするするスルルー釣りでビックワンを狙っての釣行。潮の流れが変わり始めた午前10時ごろに、15メートルほど遠投して、水深20メートル辺りを攻めていたところ、いきなりのヒット。磯際に向かって走る魚をフッキング入れながら強引に引き寄せて、ガチンコ勝負。5分ほどで足元に寄せた大物を、一緒にいた釣友がハンドランディングで磯に引き上げた。これが107センチ、13・5キロの特大オーマチであった。

 7月11日、釣具メーカーYOU・SHI西日本代表の甲田和志さんは、天仁屋の沖磯で沖縄初のフカセ釣りに挑戦した。案内は地元の沖縄GOUMARU会のメンバー。午前中は魚の活性は低かったが、潮が下げに入った午後になると、トカジャーやサンノジ、スマガツオなどを連発させ、沖縄の釣りを満喫した。甲田さんは沖縄の魚の引きの強さに驚き、釣り人のレベルの高さに感心したと語った。

 7月15日、第14回読谷釣愛好会沖釣大会が読谷村都屋漁港を会場に開催された。今年は13隻108人が参加して日ごろの腕を競った。主な結果は次の通り。

<大物賞>
▼1位=柏憲一(サンバナー)ロウニンアジ22・3キロ
▼2位=山城偉政(都屋フィッシャーズ)トカキン10キロ
▼3位=金城順満(チームリフレッシュ)ガーラ6キロ。

<チーム重量賞>
▼1位=GT会145・2キロ
▼2位=フィッシャーグルクン130・2キロ
▼3位=チャンプルーズ124・5キロ。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

13日、黒島の離れで107センチ、13・5キロのオーマチを釣った石川清久さん
8日、名護海岸で37・8センチ、900グラムのミーバイと35・5センチ、570グラムのカースビーを釣った大野友渡さん
13日、黒島のいこ桟橋で117センチ、21・3キロのカマジィーを釣った豊見山安蘭さん
1日、慶良間で74センチ、5・4キロと77・5センチ、5・6キロのタマンを釣った上原滉也さん
11日、天仁屋の沖磯で2キロのスマガツオを釣った甲田和志さん
15日、読谷釣愛好会沖釣大会で22・3キロのロウニンアジを釣って大物賞1位に輝いた柏憲一さん
7日、中城湾で65センチ、3・65キロのタマンを釣った島袋俊光さん
1日、久米島町銭田でルアー釣りで47センチのチヌを釣った宮里雄吾さん
13日、浜比嘉島で64センチ、3.4キロのタマンを釣った崎原徳起さん
13日、那覇一文字で1メートル、9.5キロのロウニンアジを釣った福元努さん