不動産業界大手の永慶不動産仲介グループによると、今年10月までに販売された台北市の3千万元(約1億円)以上のマンション取引総額が、昨年比で146%と大幅に上昇していることが分かった。今後2年以内には5億円以上のマンション10棟の完成が予定されており、豪邸ブームは今後も続くと見られている。
10月期だけで見ると取引総額の成長率は200%。豪邸ブームはますます過熱の様相を見せている。今年1年間で少なくとも800億元(約3千億円)の豪邸が取引される見通しだ。
100坪以上の高級物件に人気が集まる豪邸ブームは、約2年前から始まっている。近い将来、台湾と中国との直航チャーター便が就航する可能性が高いとみられていることと、台湾の不動産価格がアジアの他国に比べ、非常に割安であることが、ブームの原因だとみられている。
【中国時報】「億ション」販売1.5倍 台北市、豪邸ブーム続く
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琉球新報社
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