黒島伊古桟橋でタマン


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 2月に行われた「オキナワ インターナショナル フィッシングトーナメント」に参加したのをきっかけに、すっかり沖縄の釣りに魅了された大阪の橋本理香さんは現役の警察官。今度は磯から大物を釣りたいと、7月15日から21日までの6泊7日で与那国と黒島へ遠征釣りに出掛けた。

 案内役は石垣の釣りクラブフィードマンのメンバー。与那国ではパヤオでマグロやカツオ、7キロのオーマチを釣ったり、30キロの特大ウツボを釣り上げたりと与那国の海を満喫。18日からは黒島に移動。国の有形文化財に指定されている伊古桟橋でタマンを狙った。

 まだ、日も沈まない明るいうちからムネアカクチビ等が釣れ、期待が高まる。午後7時40分、島ダコをエサにした橋本さんの竿にアタリがあり、竿が大きく締め込まれた。サメやエイ等を何尾も釣り上げたので、余裕のやり取りで上がってきたのは60センチほどのタマン。その後もタマンやムネアカ等を釣り上げた橋本さん。早くも次回の沖縄遠征を計画している。

 22日、宜野湾新漁港を会場にJFW日釣振ファミリー釣り大会が開催された。好天に恵まれた当日、釣りを楽しむ親子の笑顔であふれた。

主な結果は次の通り。
▼1位=友利愁(ヒロサー、890グラム)
▼2位=浜里京武(イラブチャー、460グラム)
▼3位=仲宗根海斗(イラブチャー、450グラム)
▼4位=比嘉和史(ミミジャー、350グラム)
▼5位=崎浜建人(オヤビッチャ、300グラム)

 22日、カヤックとミニボートで釣った魚の長さと、重さを競うユニークな釣り大会が渡久地港を会場に開催された。
主な結果は次の通り。

長さの部
▼1位=照木良一(ヤガラ、100センチ)
▼2位=當間美奈子(イヌバー、38センチ)
▼3位=徳良太(アカレー、37センチ)

重さの部
▼1位=照屋優(アカジン、1250グラム)
▼2位=比嘉均(クチナジ、1190グラム)
▼3位=當間秀人(カマス、1140グラム)
 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

19日、黒島の伊古桟橋でタマンやムネアカクチビを釣った大阪の橋本理香さん(前列中央)と案内役のフィードマンのメンバー
22日、JFW日釣振ファミリー釣り大会に参加した皆さん
15日、糸満沖でガーラの9・31キロとイヌバーの5・5キロとアカジンの3・22キロを釣った照屋達希さん
20日、知念海岸で39センチ、840グラムのチヌマンを釣った渡嘉敷大輔さん(写真は渡嘉敷湊君)
22日、カヤック&ミニボートフィッシングで1.25キロのアカジンを釣って重さの部で優勝した照屋優さん(左)
19日、安謝で48センチ、2.2キロのカーエーを釣った上原裕幸さん
19日、読谷海岸で70センチ、4・45キロのタマンと、70センチ、3・2キロのガーラを釣った山城誠さん
17日、泡瀬海岸で118・5センチ、10キロのサワラを釣った喜久川秀樹さん
16日、本部海岸で46.1センチ、2キロのカーエーを釣った玉代勢ますみさん