【中国時報】新卒の失業率12% 台湾6月


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 台湾政府主計総処はこのほど、6月の失業率を発表した。平均が4・21%であるのに対し、新卒者に相当する20歳から24歳の失業率は12・4%と平均の倍以上で、各年齢層で最も高いことが分かった。

 次いで失業率の高い層は、15歳から19歳の9・69%、続いて25歳から29歳の6・92%だった。若年層は頻繁に転職することが原因と分析している。30代以上の失業率は平均値とほぼ変わらず、年齢が高くなるほど失業率は下がり、55歳以上では2%以下となった。
 学歴では、高いほど失業率が高く、大卒以上の失業率が5・36%で最高。中学校以下が3・5%で最も低かった。学歴による給与差は依然あるが、修士よりも大学卒の方が協調性に富むとして、両者の差は年々縮まっている。