【中国時報】中国の人件費 上昇止まらず


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 厦門(あもい)市政府はこのほど、全市の最低賃金を1100元(約1万3600円)から1200元(約1万4800円)に引き上げると発表した。2011年に続き、引き上げ幅は最低となったが、この引き上げで厦門市の最低賃金は全国トップ10にランクインした。

 超過勤務手当は法令により、正規雇用者の給与を時給換算した金額を基準に、平日はその1・5倍、休日は2倍、祭日は3倍を超過勤務手当とすると定められている。
 全国の最低賃金は、深■(しんせん)が1500元(約1万8500円)でトップ。以下、上海の1450元(約1万8000円)、南京の1320元(約1万6300円)と続いた。
 しかし、実際の賃金はすでに最低賃金を上回っており、厦門でも1500元から2千元で雇用されている。

※注:■は土ヘンに「川」