琉球新報社 ８月１３日、シーランドの新人研修の半日沖釣りツアーに同行取材。メンバーは今期入社の新人５人と指導役の安谷屋さんの６人で、午後１時に北谷町浜川漁港から実良丸（赤嶺船長）で出船した。約１０分ほどでポイントに到着。安谷屋さんからグルクン釣りのレクチャーを受けた後、グルクン釣りを開始した。
最初のポイントと２回目のポイントでは、オジサンやヒカーなどがポツポツ釣れるもののターゲットのグルクンがなかなか釣れない。３回目のポイントに仕掛けを下ろした途端、プルプルと竿（さお）先に小気味よいアタリが伝わる。グルクンがダブル、時には４匹も一度に釣れることがあり、船のあちらこちらで「釣れた、釣れた」と歓声が上がる。
しばらくすると、ヤマトミジュンの群れが回遊してきて、仕掛けを下ろす途中でブルブルと小刻みな独特の引きで暴れ回り、一度に３匹、時には針の数だけのミジュンが鈴なりに釣れ、たちまちクーラーボックスの中は新鮮な魚で埋まった。今が絶好調のグルクン釣り、夏休み最後の思い出にいかがだろう。（おきなわ釣王国社・仲栄真修）
