【中国時報】外国人の永住規制緩和 優秀な人材確保狙う


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 「入出国および移民法」の修正案の草案が16日、内政部(省)を通過し、外国人による永住許可の取得期限が入国後15日から30日に延長された。

妻子の帯同も許可され、ともに永住許可を認められることになった。
 この措置は外国人の居住しやすい環境を整えることで、優秀な人材の誘致、育成、保持を図るのが狙い。これまで永住権を持つ外国人は年間183日以上の台湾滞在を義務付けられていたが、この制限も撤廃された。
 永住権の申請は、ビザ、就労証明書、外国人居留証、再入国許可書をそろえて提出するだけでよく、それ以外の手続きは不要。配偶者や子女にも同時に永住権が認められることになり、より暮らしやすく定住しやすい環境が得られることになった。