【中国時報】尖閣上陸、来年は中台100隻で 新北市の金議員


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 新北市(元台北県)の金介寿(きんかいじゅ)議員は18日、訪問先の四川省成都で記者の取材に応じ「来年は中国や香港と連携して100隻の船を結集し、再度尖閣に上陸したい」と語った。

金氏は台湾人として初めて尖閣に上陸した運動家として知られている。
 台湾の馬英九(ばえいきゅう)総統は「尖閣問題について中国と連携することはない」と主張し、日台の友好関係維持を重視する姿勢を示しているが、金議員は弱腰だと批判。「1972年に湧き起こった尖閣奪還運動の闘士も総統になって腰抜けになった」と強い口調で批判した。
 金氏は上陸の経験を踏まえ、尖閣諸島の沿岸は浅瀬になっており、海上保安庁の巡視船は近寄れない。われわれの小型漁船はむしろ上陸に有利だ、と上陸への意欲を強く示した。