今年、中城湾をフィールドに新しい釣船が誕生した。船の名は「海屋1」でキャプテンの上原勝さんはエギングをはじめルアー釣りに精通していて、GT(ロウニンアジ)やタマンなどの実績をいくつも上げている。
その注目のルアー船に同行取材しませんかと、フィッシングアドバイザーの儀保順一さんからのお誘い。8月21日、うるま市南風漁港を午前6時40分に出船。儀保さんの他に同行は高校2年生の徳里優也君と高校3年の宮城梓君の若きアングラー2人。
午前7時すぎにコマカ島周辺のポイントで釣り開始。狙いはクチナジやタマン、ミーバイなどで3人とも次々に釣ってはリリースして魚の引きを楽しんだ。午後1時を過ぎたころ、キャプテンから「この潮ならGTが釣れるポイントがあるけど、挑戦してみますか?」と提案があり、二つ返事で了承。今度は津堅島にポイントを移動してGTを狙った。
しばらくポッパーと呼ばれるルアーを投げていると、「来たー」と儀保さんが叫ぶと同時に、水しぶきが上がり、本命の魚が食い付いた。GTロッドが曲がり、ファイト開始。時折海中に突っ込む引きはあるが、ベテランの儀保さんのテクニックの前に、2分ほどで海面に姿を見せたのは11キロのGT。
魚を弱らせないようにホースで口から海水を送り、急いで撮影を済まし、そのファイトに感謝しながらリリースすると、船中で歓声が上がった。
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8月19日泡瀬漁港を会場に「GFGかりゆし支部・琉球支部合同カーエー釣り大会」が行われた。
主な結果は次の通り。
▼1位=大城朝弘(45センチ、1・2キロ)
▼2位=赤嶺弘文(42・4センチ 1・36キロ)
▼3位=石川貢(42センチ、1・4キロ)
8月19日、西崎漁港を会場に「TEAM YAIBA 第1回フカセ釣り大会」が開催された。
主な結果は次の通り。
▼1位=中村勝太郎(3・74キロ)
▼2位=大城英樹(3・54キロ)
▼3位=奥間義諭(2・0キロ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)