【中国時報】建設資材が高騰、1期開通を延期 桃園国際空港新交通


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 台湾交通部(国交省)は8月30日、台北と桃園国際空港を結ぶ高速交通システムの第1期工事区間の開通が、予定の来年6月から10月に遅延すると発表した。第1期区間は新北市の三重区から中〓(ちゅうれき)まで。

 この交通システムは、桃園国際空港第2ターミナルと台北駅を結ぶもので、全長約51キロメートル。
 当初入札も不成立になるなど、近年の建設材料の高騰で工事は難航している。業者は再来年1月を申請したが、台湾高速鉄道当局は来年10月を新たな期限とした。
 総工費は今回の延期により、930億元(約2500億円)から1138億元(約3千億円)に増えた。一方、第1期工事の線路敷設は既に94%完了しており、22両の列車もことし末には納品されることになっている。

※注:〓は土ヘンに「歴」の木が禾