【中国時報】ピーチ乗り入れで台湾のLCC11社


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 全日空の子会社であるピーチ・アビエーションが10日、台湾で台北-関西空港間のチケットの販売を開始した。片道2千元以下(約5千円)という安値に購入者が殺到している。同社の参入で、台湾に乗り入れているLCC(格安航空会社)は11社となった。

 復興(ふっこう)航空(トランス・アジア航空)の分析によると、アジア地域のLCCは南アジアや東南アジア市場でシェアを順調に伸ばしており、4、5年後には現在の約20%から50%以上に成長するとみている。
 アジアのLCCは2003年から04年にかけて誕生し、特にマレーシアを中心に成長してきた。一方、日本など北東アジアのシェアは10%と低い。だが、関空や羽田にLCC専用ターミナルができるなど追い風は吹いており、各社はシェア拡大に意欲を見せている。