釣り人には楽しかった1年


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「回顧2006年のドラマチックな釣り」
 ブーゲンビレアが咲いていれば釣れるといわれるほど、周年釣れるようになったタマンやカーエー。その他多くの魚の釣期が1|2カ月ほど長くなっているのは高水温の関係だろうか? その上釣れる魚のサイズが年々大きくなっているのはウミンチュが沿岸の魚をあまり捕らなくなったからなのか? いずれにしても釣り人には楽しい1年であった。

「今年の紙面から」
 ☆伊是名沖、船から47キロ、42キロ、29キロの大型アーラミーバイ3連発ゲット。また残波岬では釣り人が釣りざおで外人ダイバー救出など明るいニュースでスタートしたのが今年の釣り(1月6日夕刊)。
 ☆大型マグロを狙って釣るダイナミックな夜のマグロ釣り大漁屋釣りクラブ(8月4日)、やんばるの底物大型アーラミーバイを釣らせる大盛丸(10月6日)、一度は乗ってみたいのが海翔丸(西銘船長)と第一大盛丸(澤岻船長)。南と北の船からの大型魚が話題となった。
 ☆大人も子供も大フィーバー、さおで釣るより網ですくう方が早いといわれた漁港のミジュン釣り(2月24日)。
 ☆ブームのカゴ釣り、宜名真・安田漁港は4割がカップルのアウトドア派(7月7日)。
 ☆父ちゃんのカゴ釣りは大物狙って定番、那覇一文字のタマン狙い(3月31日)。
 ☆宜名真荒磯で32・5キロと25キロ、国頭村の岩場では31キロのアーラミーバイが釣れる。磯からの巨魚狙いはやんばるへ(5月12日)。
 ☆1人で200匹、観光客やカップルに人気の本部釣りイカダのミジュン(11月10日)。
 ☆リーダー12号、ライトタックルルアーでゲットした22・4キロのアーラミーバイ(4月21日)。
 ☆産卵期のカーエー梅雨時に爆釣れする、カーエー荒食い宣言(5月19日)。
 ☆安定度ナンバーワンの安田沖深場のマーマチ入れ食い中(6月23日)。その他こどもの国釣り大会(6月16日)、子供に大人気平安座のカニ釣り(10月13日)など。

「話題の大物」
 ○58センチのチヌ、屋我地水路で(3月31日)○80センチ、5・96キロのタマン、やんばる東海岸(7月7日)○50センチのカーエー与根漁港(7月7日)○43・2キロのガーラ、与論島で(8月4日)○49センチのグレ那覇一文字で(2月17日)○船からのアーラミーバイ42キロ(10月6日)、○78・5キロと74キロのキハダマグロ(11月10日)。
 ◎次週22日が本年最終の釣り欄になります。年末年始の暖かくてよく釣れる場所特集をします。
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 フィッシング沖縄社、城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

【写真説明】上から
(1)11月26日、第一大盛丸で釣れた40キロのアーラミーバイと釣り人の嘉陽さん
(2)カップルに人気、宜名真漁港のカゴ釣り
(3)宜野湾新漁港のミジュン釣り風景
(4)与根で釣れた特大50センチのカーエー2匹
(5)国頭村の岩場で釣れたアーラミーバイ。釣り人は照喜名功一さん
(6)80センチ、5・96キロの立派な大型タマン
(7)屋我地で釣れた58センチのビッグチヌ
(8)49センチ、人気の尾長グレが釣れたのは那覇一文字
(9)西原町にある大漁屋の釣りクラブメンバーと3本の大型キハダマグロ