石垣でGT2連発


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 9月12日の夕方、石垣在住の下里肇さんはタマン狙いで、メンバーの東恩納盛人さんと2人で白保海岸にある離れ岩に渡った。島ダコの足をエサに仕掛けを投げ込むと、1投目から50センチクラスのウムナガーがヒット。日没直後の午後7時ごろ、タマン竿(ざお)が突然大きく曲がり、大物がヒット。すぐに竿を手に持ちファイト開始。

 重量感はあるが、意外に素直に寄ってくる大物に、最初は10キロクラスのサメかと思って強引に寄せた。しかし、3分ほどで足元近くに寄せて、ライトに浮かんだのは13キロのGT(ロウニンアジ、カマジー)で、慌ててランディング。うれしい外道に、下里さんは思わずガッツポーズ。

 次の仕掛けを投入すると、すぐにヒット。先ほどより重量感はあるものの、これまた意外にすんなり釣れたのは16キロのGT。まさかのGT2連発に用意したクーラーボックスはいっぱいとなり、午後9時にはポイントを撤収。本命のタマンは釣れなかったが、大物2尾を釣った下里さん、これで満足したかと思ったが、釣れた魚を親戚や仲間に配り終えると、再びタマン狙いで石垣島本島内で竿を出したというから驚きだ。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

9月13日、石垣島白保・亀石で15・7キロと13キロのカマジーを釣った下里肇さん(フィードマン)
9月21日、本部海岸で101センチ、12.8キロのロウニンアジを釣った新垣孝太さん(チーム小潮)
9月12日、東村で70・5センチ、3・8キロのオニヒラアジを釣った山城定和さん(フィッシングあまんだまん)
9月23日、座間味島で69・2センチ、4・70キロのタマンを釣ってバトルたまん釣り大会で2位となった宮平聖士さん
9月18日、西洲で63センチ、3・4キロのタマンを釣った東恩納克宏さん
9月24日、宜名真で102センチ、21・7キロのアーラミーバイを釣った仲村渠房人さん
9月23日、宮城島で74センチ、4.99キロのタマンを釣った仲宗根盛治さん
9月23日、糸満沖で81センチ、7.2キロのイヌバーを釣った長嶺宥輝さん(左)と栄作さん(釣船アイリ)
9月25日、浜比嘉島で42.5センチ、1.34キロのカーエーを釣った江洲義寿さん
9月25日、那覇一文字で45・5センチ、1・68キロの尾長グレを釣った平良篤史さん(琉巳会)