【中国時報】アジア豪邸番付 中台圏が躍進 10位内に7棟


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 米・ワールド・エグゼクティブ・グループ発行の経済誌「ワールド・アントレプレナー」は9月28日、「アジア10大豪邸」を発表。1位は前回同様、インドの富豪ムケシュ・アンバニ氏の邸宅だったが、中国が4棟、香港2棟、台湾1棟がランクインするなど、中台圏の躍進が目立った。

 2位は上海市の中心部・陸家嘴(ルーチアツィ)にある億ション「浜江凱旋門(ビンチァンカイシュエンメン)」で、1平方メートル最高で26・4万人民元(240万円)。別荘タイプは1棟2億人民元(約25億円)だ。
 3位は広州の「琶洲壹号(ピーパイハオ)」で1戸当たり最大で1200平方メートルの広さを誇っている。
 同グループの代表でノーベル経済学賞の受賞者・ロバート・マンデル氏は、米の金融緩和政策の影響で人民元が下落、その影響で中国の富裕層の資産価値の目減り対策として、豪邸の需要が高まったためとみている。