世界の若い県系人が集う「世界若者ウチナーンチュ大会」の第2回大会が、来年7月下旬に米国ロサンゼルスで開かれる。20日に宜野湾市の沖縄国際大学で開かれた、世界若者ウチナーンチュ連合会(WYUA)主催の第1回ブラジル大会の報告会で確認された。
第2回大会は、7月21~31日で日程調整しており、11月にも確定する見込み。南北アメリカ、ヨーロッパ、日本や沖縄から9カ国・地域から150人の参加を予定している。
報告会では、同大会の運営資金造成を支援するために、公益財団法人「みらいファンド沖縄」を通じて設立された「WYUA基金」への寄付金の贈呈式もあった。基金呼び掛け人の一人、沖縄観光コンベンションビューローの知念英信政策参与から、WYUAの玉元三奈美代表に6~8月に集まった寄付金約12万8千円の目録が渡された。
報告会ではブラジル大会での活動などが紹介された。報告会後、玉元代表は「第2回大会ではネットワークの構築などを目指したい」と話し、来年へと前を向いた。
WYUA基金では、個人・団体から寄付を募っており、銀行からの振り込みやクレジットカード決済も受け付けている。問い合わせはみらいファンド沖縄(電話)098(884)1123。
英文へ→Second World Youth Uchinanchu Festival to be held in the United States next July