【中国時報】福興公園が禁煙地区に 対象地域拡大へ


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 台北市衛生局は1日、市内文山(ぶんさん)区にある福興公園を禁煙地区に指定した。違反者は最高で1万元(約2万7千円)の罰金が科せられる。台北市が指定した屋外の禁煙地区は市立動物園、試院(しいん)公園に続いて3カ所目。

 衛生局の調査によると、同市の禁煙条例が奏功し、2010年の室内における受動喫煙率は08年の24・3%から7・5%と大幅に減少。しかし、屋外での比率は同時期で45・1%から48・6%に上昇していることが分かったため、屋外での禁煙にも乗り出した。
 衛生局は無煙環境の拡大が喫煙人口減少の有効策とみており、今後も喫煙禁止地区を拡大していくほか、禁煙運動をさらに推し進め、たばこを吸わない市民にも知り合いの喫煙者に禁煙を勧めるよう呼び掛けている。