【中国時報】中国から申請急増 台湾パスポート


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 台湾の外交部(外務省)には最近、中国から100件を超えるパスポートの発行申請を受けたことを明らかにした。

アメリカへのノービザ入国が可能であることが人気の主因だとみられているが、中国からの直接の申請は受け入れていない。
 台湾と国交のある国は現在23カ国と少ないが、アメリカ、ユーロ各国、日本など129カ国にノービザで入国が可能。一方、中国は171カ国と国交があるが、ノービザで入国できるのは29カ国と少ない。
 ことしの夏休みごろから、中国ではネット上で、台湾パスポートの利便性と「中国国籍でも申請できる」とする情報が出回り始めていた。中国人が台湾のパスポートを申請するには第三国の永住権を持っていることが条件で、台湾政府の在外機関で受け付けている。