【中国時報】サービス貿易収支 11年は42・65億ドル


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾の経済部(経産省)は18日、2011年のサービス貿易収支が42・65億ドル(約3400億円)に上ったことを明らかにした。

07年までは赤字を続けていたが、08年から黒字に転換。ことし上半期も黒字を続けている。
 観光産業も昨年、初めて赤字から黒字に転換。飲食業ではIT技術の導入による効率化と国際化が収入増につながっており、海外への展開も盛んだ。
 ことし9月末現在で、海外にチェーン展開した飲食店は212店舗。小籠包(ショーロンポー)で有名な「鼎泰豊(ていたいほう)」の海外チェーン店舗は72店に上っている。
 サービス業がGDPに占める割合は65%。核心となる産業は、卸業、小売業、飲食業、流通関連で、中国からの観光客の受け入れや中国との貿易が主要な収入源となっている。