【中国時報】米台間ノービザ開始 政府関係者らロスに到着


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 米台間のノービザ制度が11月1日、正式にスタートした。375人の乗客を乗せた第1便が午後、米台の政府関係者らの見送りを受けて米ロサンゼルスに出発。現地時間の同日午後到着し、同市による赤じゅうたんなど、盛大な歓迎を受けた。

 この制度は、ICチップ入りの中華民国のパスポートを所持する台湾国籍の人を対象としたもの。事前にネットで米国渡航認証(ESTA)を行えば、観光もしくはビジネス目的での90日間の滞在が可能となった。
 9・11の同時多発テロ以降、米国では観光客が大幅に減少。特に10人に1人が観光関連産業に従事するロサンゼルスは深刻な影響を受けている。
 同市ではこの制度の開始により台湾からの観光客が年間25%増加し、10万人を超えるとみている。