那覇市長選 あす投開票


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(左から)中心商店街で有権者と握手する村山純候補=9日、那覇市内。決起大会で有権者と握手をする翁長雄志候補=9日、那覇市内

 任期満了に伴う那覇市長選は11日、投開票される。事実上の一騎打ちを展開する新人の村山純候補(64)=無所属、共産推薦、社民、社大支持=と、4期目を目指す現職の翁長雄志候補(62)=無所属、自民、公明、民主、新党改革推薦=は9日、市内各地を駆け回り、支持を訴えた。

 村山候補は同日朝、真地交差点で出勤する有権者に手を振ってアピールし、真和志地域を街宣活動した。午後は赤嶺政賢衆院議員とともに中心商店街を握手しながら歩いた後、街宣カーで市内を駆け回り、「那覇を復興させたお年寄りが、長生きして良かったという那覇市をつくる」と述べるなどし、政策を訴えた。
 翁長候補は同日午前8時に企業の朝礼に参加した後、市内をこまめに回り、支持を訴えた。夕方、八重山郷友同志会の総決起大会で「情報格差がなくなった時代に発展するのは文化力がある所だ」と訴え、ハイサイ・ハイタイ運動の大切さを語った。夜は民主党県連の喜納昌吉代表代行とのトークライブに臨んだ。
 新人で政治団体代表の石田辰夫候補(60)は県営上間市街地住宅などで遊説した。